strawberry tea



守谷蓮が、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべながらあたしに近づいてきた。





っ…何ぃい!?!?








あたしが後ずさりしても、どんどん近づいてくる。













とうとう公衆トイレの壁に追いやられ、あたしは後ろは壁、前は守谷蓮のサンドイッチの具の状態。



ちょっ…ちょっと何!?


すんごいコイツと密着してるんですけどー!(恥)





守谷蓮の顔があたしの顔に近づく……



綺麗な顔…。


ってそんな悠長な事言ってる場合じゃなーいっ!!!



何!!?何なのよぉお!!!




あたしは反射的に目を強く瞑った。






その時……














…………チュッ



っへ!?
な、 ななな……!!?



守谷蓮はあたしを逃がさないように、しっかりと捕らえている。



っ、ちょっ……




これは、もしや…


いや、もしかしなくても!!!



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