strawberry tea
『あ、冬嘉ぁ~!!!
どこ行ってたの!?
心配したんだよ!?』
休み時間になったので、先輩と一緒に帰り、あたしは自分の教室へと帰った。
すると柚が涙目であたしの所に駆け寄ってきた。
そ…そんな泣きそうになる事か!?!?
…でも、心配してくれたんだね。
…柚には話したい。
柚に話したら、きっと答えが見つかるはずよね?
人に頼ってばっかじゃいけないけど…柚には頼っちゃう。
あたしの駄目なところ。
「…柚…放課後、図書室で話したい事あるの…」
深刻そうなあたしの表情で何か感じ取ったのか、柚は優しく笑って頷いてくれた。
――放課後。
あたしは柚と一緒に図書室に行き、今までの事を話した。
あたしの何処が好きなのか、真相を聞きに言ったら男にからまれた事。
その時蓮が助けてくれ、安心した事。
しかし蓮が口にした言葉は…あたしにショックを与えたこと…。
その後、先輩と一緒に屋上に居たって事。
…全て…全て話した。
途中泣きそうになったけど、我慢してこらえた。
なんでこんなに泣いてばっかりなのかは、あたしは分からなかった…。
あたしの話を黙って聞いてくれていた柚は、深く頷ずくと、こう言った。
『冬嘉は、守谷君の事が好きなんだよ…』
……え…?
あたしを見つめる柚。
…あたしが…蓮を
…好き…………