strawberry tea



『え…何…ジョーク?
笑えないんだけど~…』


『冬嘉と柚ってば…ありえないっしょ?』



信じていない皆。


そんな皆を楽しそうに眺めている柚。
(悠長な…)




はぁ~あ…めんどくさくなりそう…(汗)





『嘘じゃないよ~♪
ねっ、冬嘉♪』


「ええ…まぁ…」



『だって冬嘉、蓮君好きじゃないって…』


真由子が何言ってんの?って顔をして尋ねた。





『冬嘉は真実の愛に目覚めたのです♪』


!?!?



「はっ…はぁ!?!?
変な事言わないで!!!!」



『まま、まじでーー!?!?!?』




その日、真由子達の叫びが延々と続いていた…












――帰り。






『帰ろ~冬嘉♪』



…………。



奴が来た。





『きゃああああっ!!!』
『蓮君だぁあ!!!』


その途端、蓮に群がる女子(特に真由子達)…。



ちょっと……


……イラッ。





蓮嫌がってるじゃん。





『ね~え~♪
蓮君って冬嘉と付き合ってるのぉお?』

『嘘だよねぇえ♪』



聞いた事無いような真由子達の甘えた声に驚くあたし。


うわ………(汗)





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