〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)

総「いや、一とお別れする為だよ」



希「！…本気で言ってるの？」



総「…あぁ」



希「！」



希瑠哉は驚いた。あんなに思いあっているのに、何故離れ離れにならなければならないのか




希「ま、待ってよ。何で別れなきゃいけないの？可笑しいよ！」




総「俺と居るよりもとの場所に戻る方がいいと思ったからだよ」




希「だ、だからって、そんなのないよ！可笑しいよ！」




確かに、自分達といるのは人である斎藤には大変で辛いことかもしれない




しかし、斎藤はそんなことを望んでなどいない事など希瑠哉達幹部は知っていた




総「もう、決めた事だ」