お前と月と。
夢のような。

―笑い声と共に―








幸せだ、



初めて感じた思い。



こんなにも安心できる。



「また、明日。」



この言葉は、架綾には苦しい言葉なのに…



架綾は、なにもないように、笑ってくれた…。



「うん。じゃあね!」


明るい笑顔をつくって、



俺を見送ってくれた。


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