俺様ヤンキーと平凡女子
「さっき春に聞いた。お前、いつも家事やってんだろ?」
「まぁ、そーだけど」
でも、それがどーしたの?
「俺達3人でするから、お前はそこに座って待ってろ」
そう言って、リビングにあるソファーを指差す咲本凪裟。
その前に。待ってろって言われても、することないしなぁ。
あたしが考えてることに気付いたのか、咲本凪裟があたしの耳元で
「後で、ゆっくり相手してやる」
そう呟いて、あたしの耳にキスを落とす。