あいのうた
「ねぇねぇ、キミ」
「…?」
すると突然声をかけてきたのは、見ず知らずの男の人二人。
「?何ですか?」
「こんな時間に何してるの?」
「暇?カラオケ行かない?」
「え?」
チャラチャラとした身なりの二人は、ニヤニヤと笑いながら近付いてくる。
「高校生?可愛いねー」
「あ、あの…」
「もっと話しようよ。こんな所じゃ何だし、車あるから乗って乗って」
「きゃっ…」
そして断る間もなく、腕をガシッと掴む手。