暴走族のプリンセス

雷神サイド

俺たちの作戦通り











玲が言っていた作戦は









「あのルカってやつがあの女の子とずっと一緒にいるでしょ
んで片時も離れない
でもあの女の子が女としゃべっているなら横にはいるけど何もしてこない
ならぁ、この中の誰かが女装をすれば良いじゃん?」





「「「「ナイスアイデア」」」」







「じゃあ、そのときにあの子を連れてくるんだ⁈」





「できればいいよ
でもルカってやつはあの女の子が女としゃべっていても横にいるようなやつだぞ」







「じゃあ、どうするんだよ?」





あー





もうわかんね〜





「だからちょっと時間がかかるけど仲良くなるじゃん
それで遊びに行くんだよ
あんまり早くあの女の子を誘うとルカってやつに怪しまれるから
んで不良に絡まれるじゃん
そこで不良はルカと勝負するじゃん
その間に女装した誰かとあの女の子と一緒に逃げているときに助ける

どうよ
この作戦」





「本当にうまくいくか?これ?」





「やってみるしかないでしょ」




まぁ、そうだな




「っで誰が女装する?」




それはもちろん…















「「「「「玲」」」」」





「えー
俺⁉
やだよ〜」




「お前しかいないんだ
女に見えるやつ」




「あの子と1番最初に話せるんだよ」




「お願いします」





「俺らのためにやってくれ」





「もー
しょうがないな〜」





おだてればやってくれるやつめ笑





俺がいちばん最初に話したかったけどこの際しょうがないな








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