流星群 ‖
ごめんね、ありがとう





ピ、ピ、ピ、ピ










無機質な空間に響く機会音









管だらけの彼に罪悪感は後を絶えない













舞「蓮なら大丈夫だよ!あの有村を一度ボコった男だよ?星羅に惚れさせた男だよ?」









だからそんな顔しないの










とふわっと笑った











星「うん。そうだね。」












今私は笑えてた?










翠「大丈夫!龍星は最強だよ?刺されて頭縫った総長がそんな弱気でどうすんの?その顔で謝られても許さないからね?」









と怪しく笑う翠










いや、怖いから!










星「そんな顔ってどんな顔で謝れば良いのさ!」









小さな声で怒鳴った











紘「お前らしくで良いんだよ。変な気遣いなんか要らねぇ。」













お前らしく










いつだったかこの管まみれに言われたな












クソ、この無機質な空間でも目立つ髪だなー










黒も見て見たいなぁなんて









不謹慎だけど思ったり









みんな待ってるよ?









私はあなたにちゃんと謝りたい









そしてもう一度言いたい









だから早く目を覚ませ!















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