冷蝶と呼ばれた女

*瑠綺の過去




ー瑠綺 Sideー


帰り道。


瑠綺「ねぇ、瑞稀?」


瑞稀「何?」


瑠綺「手繋いでもいい?」


瑞稀「?いいけど?どうして?」


瑠綺「僕瑞稀なら過去話せる気がする。

瑞稀、聞いてくれる?」


瑞稀「もちろん。

ゆっくりで、いいからね?」


僕は、瑞稀に言われた通り

ゆっくり話し始めた。




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