私と従兄弟のお兄ちゃん達
翔兄ちゃんが夕食おわるまでリビングのソファーに友兄ちゃんと座って待ってた。
診察いやで部屋にもどって寝ちゃおうかと思ったのに、翔兄ちゃんにソファーで待ってなさいって・・・。

翔兄ちゃんがご飯食べ終わって来た。
「真奈ちゃんは熱計ってみよ?」って体温計を渡された。
「真奈ちゃんの熱計ってる間に友から診ようか?友、ちょっと腹まくって、音聞くだけな」って言って聴診器をあててた。
しばらくしたら、私の体温計がなって、翔兄ちゃんは友兄ちゃんの聴診をやめて私の体温計をとった。熱は37度3分だった。
「だいぶ、下がったね。じゃ、次は真奈ちゃんの音きくよ。少し服あげるよ」って隙間をつくって聴診器をあてられた。
緊張してきてたら「真奈ちゃん、息止めないよ。すーはーてして。吸ってー・・・吐いて・・・、はい、いいよ。」って言われて服をなおした。
「二人とも昼よりは大分、落ち着いてるよ。薬で下げた熱があがってこなければいいんだけど。友もこのまま下がっても明日は学校休めよ。明日1日熱無かったら明後日からは行っていいから。真奈ちゃんはまだ微熱あるし、ゆっくり休まないとだめだよ。」って翔兄ちゃんに言われて、歯磨きして、部屋に行った。

ベッドで横になってると、もう眠れないって思っていたのに、いつの間にかウトウト眠っていたみたい。時計見たら夜中の1時だった。
ちょっと頭が痛くて、また熱出てきたのかも・・・って思った。
トイレに行って、部屋に戻る時に、健兄ちゃんが部屋から出てきた。
「真奈ちゃん、起きてたの?眠れない?」
「ううん、トイレに行っただけ。」

健兄ちゃんが部屋に一緒に来てくれて、ベッドに寝たら、布団をかけてくれた。
「熱はどうかな?」って額に手をあてられた。
「ちょっと熱いんじゃない?体温計あるかなぁ?」ってキョロキョロベッド周りを健兄ちゃんが探してベッド脇のテーブルから見つけた。
「熱計ってみ?挟めるか?」
「うん・・・」
しばらくして体温計がなったから見たら、38度7分だった。
「高いなぁ、兄貴よんでこようか?」
「ううん、いい、私も寝るから大丈夫だもん。それに翔兄ちゃんだって寝てるよ。」
「そうか?じゃ、早く寝て、オレがみててあげるから。」って健兄ちゃんがお腹の付近をポンポンってしてくれて、眠った。
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