僕のモノローグ~初恋の君へ~
1.僕と君
僕らは幼なじみだった。


物心ついた頃には、君の居場所は僕の隣で、僕の居場所は君の隣。


隣にいるのが当たり前だった。


それは、小学校の6年間でも変わらなかった。


1年生から6年生まで、クラスも一緒で、家も近所で、習い事も一緒で、だから僕らはいつでも一緒だった。


中学でも、このまま変わらないはずだった。




けれど……


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