Second Light

隣り合わせの死


《ーーーside》



「キン、どうするんだ?」



赤髪ウルフカットの男が、キンと呼ばれた少年に話しかけた。




「なんのことだ?」


キンは、ニヤリと意味深に笑った。



「あれが始まるんだろ?」


赤髪の男もニヤリと笑い返す。



彼らが手にしているのは、拳銃だ。



慣れ親しんだその道具を、彼らはまるでオモチャのように手で回す。




「俺は、あっち側としても動かなきゃいけないから、な。」



キンは、自分の金髪をくしゃりと握る。




彼の近くに置いてあるのは、大量のヘアスプレー缶。



それも全て黒色だ。




「いちいち染めたり、大変だね〜。」


そういう赤髪は、自分の愛用拳銃を器用に回している。




< 315 / 577 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop