Second Light



「地図を送るわけにもいかないしな……
仕方ない。俺が先に始めているから、ヒュウガは、ロイを迎えに行けよ。」



「………ずりぃぞ、キン。」



ヒュウガは、キンに不服を申し立てた。



「どっちにしろ、3人でやれば手柄は変わらない。
報酬を減らされたくなければ、早く帰って来い。」



キンは何も言わないが、早く迎えに行けと急かす。



ヒュウガもそのキンの無言の命令を受け入れるしかなかった。




「さすが、政府公認の科学者は違うな。」


仕返しとばかりにからかうと、キンはヒュウガを睨んだ。



「早く行け。」


「はいはい。」




ついに、彼らも動き出した。




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