Second Light



「J、あっち!」



「了解っ」



ヒュッ


ドーーンッ!!!





これで、ここ周辺は、あらかた片付いたんじゃねぇか。




「次、あっちのエリア行ってみよう。
勘だけど、あっちに何かある。」



胡桃の言葉を信じ、俺たちは戦場を一直線に走り抜ける。




ここら辺は、誰の気配も感じない。



本当に誰もいないか、それとも気配を消されているか……



おそらく後者だろうな。




俺は拳銃を持つ両手に力が入る。



2丁拳銃っつうのは、手がいっぱいになるのが最大の不便の一つと言ってもいいだろう。




< 431 / 577 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop