Second Light



プーー、プーー……




その音を聞きながら、私は武器庫へ向かう。



たしか、10mm以下の弾丸なら、オートマチック式のハンドガン……だな。




備える武器を考えながら、私は携帯を再びポケットに入れる。



今回は……少し長引くかもしれない。




調査班が調べている分、張り込みの必要がないのは楽だ。



組織の中でも、役割は分かれている。



調査班、死体処理班、交渉班、武器班………



それぞれが各々の仕事を正確に行うからこそ、『実行班』である私たちは働けるのだ。






ーーーさあ、任務の開始だ。




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