向日葵。
それから委員会は普通に進んでいった。
あたしの全神経、意識は全部隣の川口君。
当然、先生の話なんて全く耳に入ってこなかった。
「ということで始めてください!」
「へ?」
いきなり大きくなった先生の声に我に返る。
「へ?って...聞いてなかったの?」
川口君が顔を覗き込むような形で聞いてくる。
やっやめて.../////
「ゃっ何と言いますか...そのー...」
言葉を詰まらせる。
だって川口君に神経傾けすぎた なんて
口が裂けても言えないもん!