「俺様くん、プリン買ってきました!!」
ひよが南の元を離れた同時刻。






ないな。女子としてあの言い訳はないな。
南のことだし絶対本気にしてる。「お前ならしそう」 とか絶対思ってる。

あれ?私って南にどう思われてんの?今の感じ?

え?何これ?私ってこんなこと思われてんの?
ちょ、怖いんですけど。

そして、これを薄々想像できる自分も怖いんですけど。



……考えるなひよ!
今は前だけを、屋上だけを目指して歩くのよ!


余計なことは考えるな!
目的地はすぐそこ!

さぁ!行くんだ!ひよ!
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