初恋!応援団
キーンコーンカーンコーン♪

あ、チャイム…。

クラスは、
机に本を置く者、しまう者。
夢中になって読み続ける者…

様々な音を立て始めた。

「ほら。静かにー」

先生の低い声と、乾いた手の音が
教室中に響き渡る。

「えー、と。
これから始業式です。
えー、日程ですが…」

興味の無い話がはじまる。
そうとわかると、
教室はまた騒がしくなった。

「ほらほら、聞いてー」

さすがに2度目は、静かになる。

「では、日程ですっが……」

聞いてるフリだろう、
みんな目がぼーっとしている。
ただただ、一点をみつめている
とゆう感じだ。
--
先生の話が終わると、みんな
ワラワラと廊下に並び始める。

背比べを始めたり、
私語がちらほらと目立った。

「ほらー、静かにー」

そんな先生の声が響いた、が。
背の順で並べ
という指示だったわけで。
少しだけ静かになる程度、

男子なんかは、
「越されたー!」とか
「俺のが高いっつぅの!」とか
一向に静まる気配がない

そういえば…
『滝沢 千昌』は、後ろから二番目…
でっかいなぁー。
私は真ん中くらいで、
ののは前から数えた方が早い。

そんなことを考えながら、
私は2人を見比べていた。



< 4 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop