君と、もう一度

始まり

「リナ!」

「あ、海李!どうしたの?」

幼馴染みの海李が話しかけてきた。
勉強はダメだが、運動が得意な海李。
高校に入ってから染めた茶色くて、少し長めの髪の毛はキレイにセットされていた。

茶色くてキレイな目、長い睫毛は女子皆羨ましがっている。
人懐こい海李は、可愛くてカッコよくて…とても優しい。

「あのさ、話があるからついてきてくれない?」

「ん?分かった~」

話ってなにかな?
もしかして告白!?

…なわけないか
あたしと海李が両想いなんてあり得ないな…
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