せつない恋に気づいて

恋に落ちたあの日

あれは丁度、高校入試の日。



雨が降りそうでとりあえず傘だけは忘れないように持って受験会場の高校に向かう駅でのこと。




緊張で喉が乾いた私は持っていた小銭を使ってお茶を買った。


それを少しだけ飲んできっぷ売り場に並ぶ。


うちの駅は4つの中学が利用するからかなり今日は長蛇の列。
< 55 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop