ハートフル・アーツ
15
とある日




アーバンス兄妹となずなと幸大が登校していた

「はぁ〜。」

ジニーが溜め息を吐く

「どうしたんだ?」

幸大が言う

「昨日の新人戦…5位だったから、shockなんだよ。」

ジニーが言う

「しかし、自己ベストだったのだろう?」

なずなが言う

「せっかく皆が応援してくれたのに…」

ジニーが言う

「夏にまた大会があるんだ。

それを頑張ればいいさ。」

クリスが言う

「今回は幸大が練習に付き合ってくれなかったから負けたんだから、次の大会の時は練習に付き合ってよね!!」

ジニーが言う

「いや、俺よりも水泳の専門家とかに頼めよ…」

幸大が言う

「幸大が良いの!

手取り足取り腰取り…

なんならプールだけじゃなくてベッドの上でも色々と教えてほしいなぁ?」

ジニーが幸大の腕に抱きつく


「なんなら…水の抵抗を無くすためにその胸の余分な脂肪を心臓ごと抉りとってやろうか?」

なずなが殺気を放ちながら言う


「余分じゃないもーん。

幸大の大好物だよね?」

「え…あ…その…」

「ほぉ…やはり胸か?」

なずなが言う


「あ…急がないと遅刻するぞ!?」

幸大が走り出した

「逃げたな…」

クリスが言う
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