ハートフル・アーツ
「…。

なんか、内容が説明くさくないか?」

幸大が言う

「ああ…まるであらかじめ伝えるようにしていたとしか思えないな…」

クリスが言う

「誘拐しておいて何もない、なんてのはあり得ない。

ご丁寧に場所まで報告してるんだ…行くしか無いだろう?」

フェンリルが言う


「お前は永塚の仲間じゃないのか?」

クリスが言う

「ふん。

今はリバータスのメンバーだ。」



「…そうか。

なら文句はない。


それよりも早く向かおう。

すでに彼は我慢の限界みたいだ。


ここで大爆発されても困る。」

クリスが幸大を見て言う


「こんなところで爆発なんかしねぇよ…」

その声には殺気が籠っていた




「行かせるかよ!!」


多くの不良たちが3人の前に立ちはだかる


「バイクが手に入るな。」

クリスが言う

「俺はバイクなんか乗れねぇぞ?」

フェンリルが言う


「簡単だ。

運転手3人を残して…残りだけぶっ飛ばす。」

幸大が言う


「死ねぇ!!」


「「「邪魔をするな!!」」」


「ドラゴン・カーニバル!!」

無数の龍の幻影が敵を襲う


「狼脚無影!!」

素早い速度で移動し、一人につき1発、急所を撃ち確実に仕留めて多くの敵を倒していく



「武神流奥義、王砲…

武神流天義…


旋渦龍砲!!」



巨大な風の大砲が周囲を巻き込み敵を蹴散らした



「…3人残しておいた。

倉庫に急ぐぞ!!」

クリスが顔面がボコボコになってる不良3人を運転手として用意しバイクの後ろに乗せてもらい倉庫に向かった
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