ハートフル・アーツ
「まぁ…ネットで簡単に調べられたら技の拳聖ならとっくに調べ上げてるわよね…」
シェリーが言う
カサッ…
窓から紙飛行機が入ってくる
「あかねさんからの手紙ッス!」
あずさが紙飛行機を開いて言う
屋上
「何かわかったのか?」
幸大は屋上にいたあかねとツバメに問いかける
「お父さんの資料でも…わからないことばっかり…
わかりそうなのは…死亡者の情報。
お父さんの話だと、奈落天上になんらかの関わりがあった研究者らしいんだけど…何者かによって殺されたらしくて…詳細は不明なまま。」
あかねは報告書と書かれた数枚の紙と死体の写真を数枚、皆に見えるように床に置いた
「…あ!」
幸大が声をあげた
「どうした?
何かわかったのか?」
なずなが言う
「この死体の手…このマークと同じのを手にしてた人を見たことがある!」
幸大が写真を指差して言う
「どこで見たか覚えているかい!」
どこから現れたのか、急に技の拳聖が幸大に詰め寄る
「……ツバメの修行を受ける前に駅のホームで誰かに殺されそうになった男が居たんです。」
幸大が言う
「…ああ、居たわね。
でも、ギリギリで助けたし、この写真の人じゃなかったと思うんだけど?」
すみれが言う
「つまり…その男もこの研究者と同じく殺されそうにはなったが生きている…と?」
技の拳聖が言う
「その人もこの六芒星みたいなマークがあった。」
幸大が言う
「このマーク…何のマークなのかな?」
ジニーが言う
「イスラエル…じゃないわよね…」
シェリーが言う
「奈落…そして、天上を合わせた形…じゃあないかな?」
幸明が現れた
「奈落?
どういうことだ?」
幸大が言う
「奈落…つまりは下を表すから…▽
天上は上を表すから△
二つを合わせて✡️のマークだ。」
幸明が報告書の裏にペンで描き込む
「幸大君、その人の名はわからないだろうか?」
技の拳聖が言う
「わかります。
加山…直仁、そう言ってました。」
「わかった。
その人から探ってみよう。」
その言葉が耳に届くと同時に技の拳聖の姿は消えていた。
シェリーが言う
カサッ…
窓から紙飛行機が入ってくる
「あかねさんからの手紙ッス!」
あずさが紙飛行機を開いて言う
屋上
「何かわかったのか?」
幸大は屋上にいたあかねとツバメに問いかける
「お父さんの資料でも…わからないことばっかり…
わかりそうなのは…死亡者の情報。
お父さんの話だと、奈落天上になんらかの関わりがあった研究者らしいんだけど…何者かによって殺されたらしくて…詳細は不明なまま。」
あかねは報告書と書かれた数枚の紙と死体の写真を数枚、皆に見えるように床に置いた
「…あ!」
幸大が声をあげた
「どうした?
何かわかったのか?」
なずなが言う
「この死体の手…このマークと同じのを手にしてた人を見たことがある!」
幸大が写真を指差して言う
「どこで見たか覚えているかい!」
どこから現れたのか、急に技の拳聖が幸大に詰め寄る
「……ツバメの修行を受ける前に駅のホームで誰かに殺されそうになった男が居たんです。」
幸大が言う
「…ああ、居たわね。
でも、ギリギリで助けたし、この写真の人じゃなかったと思うんだけど?」
すみれが言う
「つまり…その男もこの研究者と同じく殺されそうにはなったが生きている…と?」
技の拳聖が言う
「その人もこの六芒星みたいなマークがあった。」
幸大が言う
「このマーク…何のマークなのかな?」
ジニーが言う
「イスラエル…じゃないわよね…」
シェリーが言う
「奈落…そして、天上を合わせた形…じゃあないかな?」
幸明が現れた
「奈落?
どういうことだ?」
幸大が言う
「奈落…つまりは下を表すから…▽
天上は上を表すから△
二つを合わせて✡️のマークだ。」
幸明が報告書の裏にペンで描き込む
「幸大君、その人の名はわからないだろうか?」
技の拳聖が言う
「わかります。
加山…直仁、そう言ってました。」
「わかった。
その人から探ってみよう。」
その言葉が耳に届くと同時に技の拳聖の姿は消えていた。