狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

「ちょっとぉぉーーーー、桃華~!!」


「……――さ、沙希!!脳が揺れる~……」


「いいから話を聞かせなさい!!狼谷君と付き合い始めたって本当なのぉぉぉ!?」


「そ、そうだよ~。昨日のメール届いてないっ?」


昨日のうちにメールで『星哉と付き合い始めたよ』って送ったのに、何故か沙希からの返信はなくて。


「届いてたけど、直接聞こうと思って朝まで我慢したの!!一から全部事細かに聞かせてもらうからね!!」


沙希の目がきらりと輝く。


あたしが素直にコクリコクリと頷くと、沙希は満足したようにニッと笑った。


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