狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

「ハァ……。あたし、どうしたらいいんだろう」


ため息と同時になんだか目頭が熱くなってくる。


好きだからこそ、苦しくなるし辛くなる。


星哉に……会いたいよ……。


「ったく。しょうがねぇな。俺が相談に乗ってやるよ」


ヒロちゃんは呆れたようにそう言うと、うなだれるあたしの頭をポンポンッと叩いた。

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