チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
まぁね。


あたしに向けて喋ってるわけじゃないんだけど……。



横で聞いていても、不愉快になることってある。



最近のターゲットは弥生ちゃんで、ずっと冷たい態度をとっていたのに、どうして今日はこの場に誘ったんだろう。



そんな弥生ちゃんは、居場所のないような困った顔をして一番端に座っている。







あたしは荻高メンバーのところに行って、弥生ちゃんの前の席に座っている満くんを押しのけてそこに座った。



「おいっ、嵐!!そこ、俺の席だから!!」



「んあ?俺がどこに座ろーが勝手だろ。満は、アッチ!」
< 68 / 479 >

この作品をシェア

pagetop