オンライン中毒
「味噌汁は、姑が帰ってきてからでも間に合うわね。それまでお楽しみといきましょうか。中途半端にされたから、疼いてしょうがないわぁ」


がちゃがちゃっと鍵を差込み、扉を開ける。


義三は裸で天井をまだ見上げ、微笑み、ヨダレを垂らしていた。


「義三さん、デザートの前にポップコーンをまず食べましょう? よりデザートが美味しくなる魔法の食べ物なの」


義三はこちらを見て、にっこりと興味津々な表情をした。いや、そう勝手に見えただけなのかも知れないが。
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