オンライン中毒
 グラスに焼酎を注ぎ、また胃に注ぎ込む。なんて気持ちが良いのだろう。体が温かくてふんわりする。


――トルルル……トルルル……


携帯電話から着信音を奏でていた。いつから流れていたのだろう? まったく気づかなかった。それも全部旦那のせいだ。


「はい? もしもし?」


「朋子? 早退したんだって? 体大丈夫なの? 帰りに診療内科に寄ったって聞いたんだけど、診てもらったの?」


「ああ、恵美。うん。診てもらおうとしたら先生がいなかったから、薬だけ先に貰っておいたの」


「先に貰っておいたって何言っているのよ! やっぱり……」
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