私は最強ビンボー女!
好きな子・・・・・・。


「うーん・・・恋どころじゃなかったっていうか・・・。」







――糞親父はまともな職に就くことなんてなかった。


だいたいがアルバイトで、仕事をしないで家でお酒を飲んでたことも多々あったんだ。



正直、小学校中学年ぐらいまでは私は色気より食い気。

給食よ早く来い!!!と願うことに必死だったし、男子なんて眼中になかった。




小学5年生の春――。


健一さんが糞親父の仲間だったとか言って家に来て・・・それから健一さん経由で夏から狩人を始めた。




それからは色気より眠気。

ついでにいえば、家計簿も付け始めて、もはや主婦と化してたわけで・・・。






「なんていうか、恋より金って感じだったんですよねぇ・・・。」


うーわぁ。

改めて考えてみると、若くないな私って。



私の言葉に、健一さんがガシガシと頭をかき、りか先生が眉をひそめた。


「・・・あんの馬鹿敦・・・・・・・なーんで青菜ちゃんにそんな背負わせてんのよ。」


「別にもう平気ですよりか先生。」


私はにっこり笑った。




< 743 / 836 >

この作品をシェア

pagetop