私は最強ビンボー女!
「青菜!」
屋上の扉の前に立つ青菜に、思わず叫ぶ。
「・・・・・・青、なんだけど。」
む、とした顔で睨まれた。
「あ、あぁ悪い。
だが今は青菜として接してくれないか?じゃないと「あぁ、哉とのこと?」」
・・・・・・・・・・・・・。
「・・・付き合ってるって聞いたが。」
この場にいる紅狼の幹部以上も白狼の幹部以上も青菜に視線を向ける。
青菜はにっこりと綺麗な微笑みを浮かべ――言い放った。
「うん。昨夜から付き合うことにしたんだ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・な・・・・・・
「ほ、んとう・・・なのか?」
不覚にも、声がかすれた。
5年前・・・青菜に『子犬クン』と呼ばれ助けられたあの日から、ずっとずっと思い続けていた。
また出会えて、今度こそはと思っていたのに――
屋上の扉の前に立つ青菜に、思わず叫ぶ。
「・・・・・・青、なんだけど。」
む、とした顔で睨まれた。
「あ、あぁ悪い。
だが今は青菜として接してくれないか?じゃないと「あぁ、哉とのこと?」」
・・・・・・・・・・・・・。
「・・・付き合ってるって聞いたが。」
この場にいる紅狼の幹部以上も白狼の幹部以上も青菜に視線を向ける。
青菜はにっこりと綺麗な微笑みを浮かべ――言い放った。
「うん。昨夜から付き合うことにしたんだ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・な・・・・・・
「ほ、んとう・・・なのか?」
不覚にも、声がかすれた。
5年前・・・青菜に『子犬クン』と呼ばれ助けられたあの日から、ずっとずっと思い続けていた。
また出会えて、今度こそはと思っていたのに――