マーブル色の太陽


「帰ろうか? 最後までこうで……ごめんね……」

「…………」

「みどり? もう暗くなってきたから……」

「やだ……」

「……帰ろう。おばさんたちも心配するよ?」

「…………」

「あっ! それから……君も一緒に帰ろう? 僕たちは君が心配してるようなことはしない。ただの幼馴染だから」
< 364 / 672 >

この作品をシェア

pagetop