マーブル色の太陽


(このままでいいのに……少しどきどきしながら話すだけでいいのに……)

『あ? 何言ってんだお前。また喰らうか?』

(や、やるよ……)


どうしても、あの頭の痛みだけは嫌だった。

それに、よくよく考えてみれば、何もいきなり触るわけではない。

アイツのバカな予想が外れてくれれば、しばらくは大人しくなってくれるかもしれない。

そんな淡い期待をしつつ、僕は言葉を探した。
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