俺様ヤンキーに初恋を捧ぐ
3.やっぱり起こりうること
保健室を出た私の目の前に、

待ってましたと言わんばかりの

女子の集団。

集団と言っても、3,4人ほどだけど。

・・・

その女子の見かけは、

いわゆるキレイ系な女子の集まり。

その中に一人だけ、

茶髪・・・いや、金髪に近い

女ヤンキー?みたいな子が一人。

・・・

見かけは普通の子なら引くと思うけど、

私はちっとも怯えもしない。

柔道で、超コワモテな男子や、女子を相手にしてるから。

・・・

黙ったまま、

その子たちを無言で見つめてると、

「顔、貸しな」

そう言われ、仕方なくついていくことに。
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