総長からの「愛してる」



その後の私は、まさに『生きる屍』だったんだと思う。



部屋の中でずっと膝を抱えたままで過ごし、寝ることも食べることもまともにしない毎日。




そんな私を心配して、幹部の皆は毎日きてくれたけど。



皆の顔も見たくなかった。



そんな日々が二週間続いたある日……




「………あ……れ…?」




ついに、私は脱水症状を起こしてしまった。




部屋で倒れた私を見つけてくれたのは、悠だった。



悠のよんだ救急車によって病院まで運ばれた私。




目覚めた時、私の周りには鳳凰の幹部がいた。



そして、私はーーー悲しい事実を知った。




< 367 / 443 >

この作品をシェア

pagetop