ウシロスガタ 【完】
落ち着く場所。
2人だけの秘密の場所……
車から降り、そこから空を見上げると、やっぱり朝同様、寂しそうな空だった。
いつも腰を下していた場所に座ると、俺の目の前にまたタバコの吸いがらがあった。
「冷夏…?」
「まさかな……」
昨日は、恵梨と一緒だったはずだから、きっとここに足を運ぶことはなかったはず……
そして何よりも、あんな言葉を吐いてしまった俺のことなんて待ってたりはしないだろう。
でも、もし冷夏だったら?
また、ひとりこの場所で俺を待っていてくれたのだろうか?
俺は吸いがらから目がはなせず、じっと見つめていた。
このままで、俺は後悔しない?
本当にこのままで……
答えの出ない質問を自分に問いただしながら、残された吸いがらを手に取っていた。
「絶対に冷夏だ」
確信なんてない、
けど、冷夏はきっと再びこの場所に訪れてきてくれているはず。
ポケットから携帯を開き、俺は冷夏へとメールを作り始めた。
冷夏の気持ちが、もう俺になくたっていい。
俺の気持ちを素直に伝えるんだ……
欲のなんてなかった、あの頃のような素直な気持ちを……
そう、素直に。
2人だけの秘密の場所……
車から降り、そこから空を見上げると、やっぱり朝同様、寂しそうな空だった。
いつも腰を下していた場所に座ると、俺の目の前にまたタバコの吸いがらがあった。
「冷夏…?」
「まさかな……」
昨日は、恵梨と一緒だったはずだから、きっとここに足を運ぶことはなかったはず……
そして何よりも、あんな言葉を吐いてしまった俺のことなんて待ってたりはしないだろう。
でも、もし冷夏だったら?
また、ひとりこの場所で俺を待っていてくれたのだろうか?
俺は吸いがらから目がはなせず、じっと見つめていた。
このままで、俺は後悔しない?
本当にこのままで……
答えの出ない質問を自分に問いただしながら、残された吸いがらを手に取っていた。
「絶対に冷夏だ」
確信なんてない、
けど、冷夏はきっと再びこの場所に訪れてきてくれているはず。
ポケットから携帯を開き、俺は冷夏へとメールを作り始めた。
冷夏の気持ちが、もう俺になくたっていい。
俺の気持ちを素直に伝えるんだ……
欲のなんてなかった、あの頃のような素直な気持ちを……
そう、素直に。