響〜HIBIKI〜
花奏の撮影は、翌日から行われることになった。


「衣装のこととか、打ち合わせたいんで、花奏ちゃん、一旦、撤収します」


「あ、はい…」


よく分からないまま、スタッフに声を掛けられ連れられて行く花奏だった。


「かな、また後でね」


「うん」


TAKAHIROにそう声を掛けられ現場をはなれた。
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