響〜HIBIKI〜
「かな、俺も散歩付き合っていい?」


TAKAHIROは、花奏のことはほとんど何も知らない。


距離を縮めるという訳ではないが、花奏の色んな話を聞こうと散歩に付き合う気になった。


「う、うん」


花奏は相変わらず夢の中にいるような不思議な気分の中、憧れのTAKAHIROと一緒にいられるのは嬉しいが二人きりとなると相変わらず緊張はなくならない。
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