復讐ストーカーゲーム1
「お、お願いします。すぐにでも使いたいので……」


「オッケェ~あげたまぁ!」


趙雲は手馴れた様子で、包まれたビニールを開けていく。


「このハンディは凄いんだぜ? この引き締まったブラックボディもあげあげだろぉー?

高性能な金属製テレスコピックアンテナ……素晴らしいぜ! これを装着すると、3000MHzまで受信可能なんだ。

ハンディでここまでの性能は初物なんだぜ。うひょ~かっちょいいねぇ~

ここの隙間はSDカードを差し込める。録音もオッケェ~! そして、このアダプタで充電バッチリィ! 電池も可能だ。あげ、あげぇ~」


良く分からないけど、これで轟重蔵へと潜入できる! いや、出来そうな気がする! そこは俺、謙虚だ。
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