復讐ストーカーゲーム1
「竹下君、ごめんね」


「なにがですか?」


脂がのっている34歳、美人妻。店長が手を出すのも分かるが、こんな人があんな禿げで、ヒョロヒョロとした細い体を求めるとはな。


「いつも裏の仕事ばかりになってしまって……」


「はぁ? 俺は別にかまいませんよ。でも他の人の目は気をつけて下さいね。陰口を叩かれちゃいますよ?」


「やっぱり、竹下君……気づいていたんだね。家ってさ、夫の借金で火の車なんだ。それで仕方なくね――」


「なんでそんなことを俺に言うのですか? 店長は今、休憩室で店の在庫チェックをしていますけど、もうすぐ戻ってきますよ。

あの人、やきもち妬きじゃないんですか? 俺と話すのもヤバイと思うけど」
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