World Walker
「へぇ…」

アルベルトの技を学習したりせは、手応えを感じたように笑みを浮かべる。

「使えるわね…この技…牽制にも決め技にも痛め技にも効果を発揮するじゃない」

「……」

技の分析力にも優れている。

クイと眼鏡を指先で押し上げるアルベルト。

「君は…戦闘訓練を受けた兵士の類かい?しかもエリート部隊のような特殊部隊に所属する…じゃないとその戦闘センスは説明がつかない」

「お生憎様」

りせは再び拳を握り。

「エリートなんて柄じゃないわっ!」

またも連打を繰り出す!

< 282 / 456 >

この作品をシェア

pagetop