先生の秘薬
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 伊波光輝 視点
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「・・・・・
 これでよかったんですか?」



ソファに座ったまま

カーテンの向こうに

話しかける。



「お手数おかけしました。」



「現状が悪くなると
 いうことはないんですか?」



「・・・これ以上
 悪くなりようが
 ありませんよ。
 俺の過去が
 美倉悠月に少しでも
 影響があればと・・・
 そう思います・・・
 では失礼します。」



そう言って

逢坂先生は保健室を

出て行った。






「救いを求めているのは
 あなたも同じなのかも
 しれませんね

 ・・・逢坂先生。」





そうつぶやいて

少しため息をついた。



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 伊波光輝 視点終了
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