先生の秘薬
隠し事
それから月日は流れ

暑い季節になり

プールの授業が始まった。


私はずっとプールの授業を

受けることはなかった。


けど、そろそろ

呼び出される


・・・だろうな。


そして案の定そう思ってから

数日後に呼び出された。


しかし何故か

呼び出してきたのは

久遠先生だった。



「悠月帰ろ~♪」


「あーごめん。
 今日久遠先生に
 呼び出されてるんだ。
 先に帰ってて・・。」


「え?なんで
 呼び出されてるの??」


「たぶん・・・プールかな。」


「あー。
 悠月って泳ぐの
 苦手なの??」


「・・・。」


「まぁ久遠ちゃんなら
 話しやすいし
 体育の先生じゃなくて
 よかったじゃん!
 じゃあ先に帰ってるね♪
 また明日♪」


私の気持ちを察してか

明るくそう言って

栞は帰って行った。

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