キミに会いたい


ある晩、受験を終えて高校入学を楽しみにしていた春乃は興奮しすぎて眠れずにいた。





しかしベッドに横になった春乃が、案外目を瞑れば眠れるかもしれないと思いつき、試してみた瞬間だった。



《早く‥来て‥》



部屋に誰も居ない筈なのに、女の子の声が聞こえた。

春乃は慌て飛び起きようとしたが、身体が重く感じ


急激に眠気が襲ってきたので


起きる事は出来ず夢の中へ落ちて行った―‥

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