Girl's? collection 2


ドサッ

ハルカから「もういいわよ」と言われるとすぐに近くの机につっぷした。


「だぁー疲れた……。」

「全く根性がないですわね。」

「黙れちよ子が。」

「なっなんですってえ~~。」


いつもならこんな会話をしてるとすぐに笑うハルカだったが今はそんなことはなかった。ずっと衣装に向かったままだ。それを察したチョウはすぐに黙った。

文化祭が近くなるにつれて彼女たちの顔は真剣そのものになった。


「ふへへ……おっぱ…。」


ただ1人、サヨを除いては。





「な、サヨ。」

「なあに?ナオ?」

「そういやさ、なんで文化祭のショーにこんな必死なんだ?」

「………。ふふ。」


少しの間があってからサヨは笑った。


「革命を起こすんだってさ。」

「革命?」

「そ。」

「………。えっと、具体的には?」

「聞きたい?」

「まぁ。」

「じゃあ、ここじゃなんだから。準備室にでも行こうかー。」


サヨは静かに立ち上がった。


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