最愛~あなただけが~
『嫁』




 ・・・な・・・なぁんだ・・・
 奥さん、いるんだ。


 そっか。そうよね。
 鷹野さんみたいにステキなひとが独身なわけないじゃない。


 左手の薬指に指輪してないから、独身だと思い込んでた・・・



 膝がガクガクと震え出す。



「子どもの弁当と同じおかずでもいいんだけどなー。
 なんか、俺のとなると面倒くさいみたいでさ。」


 子どもも・・・いるんだ・・・


 物凄くショックを受けていること、自分でも認識出来た。


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