【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
もしかしたら…


私は携帯だけを持ち急いでマンションから出た。


走りながら倉庫に向う。


そして電話を掛けた。


はぁっ…お願い出て‼


『はいはーい。どしたの美怜〜?』

莉央の陽気な声が聞こえた。


良かった…


「ううん!なんでもっ…ないよ!

莉央、今どこ?!」

『へ?倉庫だよ〜♪皆いるよ?

美怜来ないの?』

「そっか、良かった!私ちょっと用事‼

ごめんね!電話掛けて。莉央の声聞きたかったんだぁ‼

それじゃ、またね!」

『はーい!またねー!』


そして電話を切った。

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