【完】結婚からはじまる恋《2》
「唐揚げ…嫌いでした?」



無言で唐揚げを食べる俺を心配そうに見つめる深幸。




「別に…美味いよ」



浮気だけでなく、俺と違う趣向のプレイを楽しむなんて…言語道断。


「深幸…お前…ベットの下に何で麻縄と手錠があるんだ?」


「…え、あ…強盗が押し入った時…捕まえる為のモノで…知り合いの人から頂きました」




「強盗?はぁ?深幸お前…気は確かか?」



「…はい」



「ここは40階だぞ・・・スパイ○ーマンじゃあなるまいし…40階まで壁をつたって上ってくるヤツがどこに居るんだ!!」




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