【完】結婚からはじまる恋《2》
「優也さんがそんな風に言ったんですか?」




「まさか…俺はそこまで意地悪な男じゃない…」



私が会社で倒れたばかりに大きな誤解を招いてしまった。







「…幼い頃は俺と頼さんは対等な立場だったけど。今は違う。社長に就任と同時に…頼さんは神宮寺家の当主となった。一族たちが奥様に望むのは…神宮寺家の繁栄。つまり、後継者の誕生です」




「私は病が完治するまで…妊娠は…」




「…俺は知ってるけど…他のみんなは知らない…」




優也さんは青信号を確かめて、アクセルを踏んだ。




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