【完】春紫苑






「え、は、う…へっ!?」




「嫌い?」




「あーもうっ!」





「え?」







目の前には将光の顔が見えてたのに、急に真っ暗になった。


背中に腕が回されて、ギュッと力が入れられる。





抱き締められてるとわかった瞬間、ドキンドキンと確実に早くなる鼓動。






「一回しか言わねーから、ちゃんと聞けよ?」







将光の顔が更に近付いて、顔に当たる彼の髪がくすぐったい。








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